君らしく輝いて

君と望む未来、見たことない世界

感じるまま、君らしく輝いて


ジャニーズ銀座2016 シアタークリエでの全公演が終了した。約1ヶ月間、あの狭い会場でほぼ毎日日替わりで行われる公演にファンたちは通い続ける。
昨年はじめてトラジュクリエに参加した私が、今年は安井くんへの熱い思いを胸に全公演参加するという無謀な計画をたて、実行した。

安井くん含むCグループ Love-tune公演は日を空けて4日間、計7公演。そして、その初日5/6の公演は幻の公演となった。



緞張に映し出されるLove-tuneポーズから始まるこの公演は、Love-tuneとしての初単独公演だった。クリエのビジュアルポスターの発表とともに、しれっと発表になった。全安井担が泣くほど欲しがっていた初めてのユニット。昨年のドリボから一緒にやってきたメンバー。嬉しくないはずがなかった。


安井くんがLoveと発する現実ですでに可愛さで片膝つきたい勢いだった。最初は「らぶとぅーん」ではなく、「らぶちゅーん」と読むと思ってたので、安井くんが「ちゅ」と発音するのを早く目の前で見たくてしょうがなかった(変態です。) のちに雑誌で、"とぅーん"読みだと知る。


5/6 19:00 公演
初公演にして幻の公演。当時「若干物足りないなぁ…」と思っていた自分をいまから殴り倒したいくらい、この公演のありがたさを後に感じた。
萩ちゃんが「この曲俺達っぽくね?」と天使のような顔で安井くんに提案してきた時、安井くんは何を感じただろう。萩ちゃんも安井くん同様、ここ数年は決まったグループも無くさまよっていて、昨年の雑誌でも「まずはユニットを組んでみんなと同じ土俵にあがりたい」と自分の本気な気持ちを顕にしていた。

そんな萩ちゃんの気持ちも含め、披露してくれた曲。


《感じるままに輝いて》


この曲を選んだことが、彼らのひとつの気持ちの区切りなんだろうなと。いままでの苦労、葛藤、すべてを1度綺麗な思い出の箱にしまった瞬間。忘れるのでもなく、バネにするのともちょっと違う、彼らなりのけじめの付け方。そんなように感じる。

きっと萩ちゃんが提案してきた時、難しい事は抜きにして、ただ単純に、「こいつとメンバーになれてよかったな」って思ったんじゃないかな。それぐらい、萩ちゃんの安井くんへの思いって、とてもキラキラしていて、綺麗なもので、安井くんのアイドル人生において、必要不可欠なものだと思う。


そしてその後の、萩ちゃんのソロ曲からの安井くんのソロ曲《One Love》
サマステの亡霊の私からしたら、泣かせに来ているとしか思えない。ただ、白衣装に赤いバラという、なんとKENTY風な演出に笑ってしまったのも事実。これが安井くんの考えていたやりたいことなのかな?ってなった。

安井くんは普段からファン目線で、どうしたらファンの子が驚いてくれるか、喜んでくれるかを考えている。その考えから生み出される空間に浸るのが大好きなのだけど、それにしても既に披露した曲を違う形であれ年に一度のクリエで披露するっていうのは、どういう風の吹き回し?もしやLOVE風?KENTY?って悪い意味あっけに取られた感が否めない。

それでも、安井くんにとって大切な曲であるという証拠には変わりなく、サマステの亡霊は1人涙した。バラを1本客席にプレゼント。これも正直、え?って思った。安井くんはみんなに基本的に平等に接するようにしている気がしていた。それなのにここに来て1人だけに特別な演出?しかも形に残るもの? 疑問でしかない。しかも、幻の公演となり、ほんとに今年のクリエでただ1人の特別な人となってしまったのだから。羨ましさの反面、なんで感満載。


初日のクリエ、正直7人のクリエの記憶に上書きされて、あまり覚えてないのも事実。
ぶつかっちゃうよ、SHAKE、青いベンチ、ソロ曲達、yes!、LOVEを叫べ、明日へのyell、ダイスキデス、言ったじゃないか、無くなってしまい悔しい曲がたくさんあるにも関わらず、それでもやっぱりあの人数が織り成す迫力には適わなくて、4人公演の記憶が薄れていく。


そして、5月21日。
突然のスペシャルゲストと銘打って現れた、あらん、諸星、長妻、歌舞伎組。
正直なところ、あらんも大好きだから登場した時はキャーっと声に出した。でも、4人で作ったはずのステージに、何の違和感も感じさせないレベルでしれっと入ってきた3人。登場したあとは、ほぼ7人での演出となっていた。
メンバー達も気に入っていた"LOVEメドレー"

〇ワイルドアットハート
LOVEHoliday
LOVEを叫べ

21日はここだけは4人で歌っていたものを、22日になると諸星がOPから投入される&LOVEを叫べがなくなることでただのOPメドレーとなってしまった。ファンとしては、ここだけは4人で守りきって欲しかったと思わざるを得ない。


追加メンが入ることにより、迫力も増したし、バリエーションも増えた。どの曲も新鮮味が増した。でも、(あれ?Love-tuneって何人だったかな?)という素朴な疑問が頭から離れなかった。



該当担にお伝えしたいのが、わたしはこの方たちのことが嫌いなのではなく、Love-tuneというユニットが好きだって事です。これが、くくりのないただのコンサート、去年でいうガムパなら全然気にしなかっただろう。ただ、今年は初単独公演。やっとできたユニット。全ての想いを合わせた結果、複雑な気持ちになった。



それに、該当担の方々だって出ると思ってないわけで、それなのにこんなにガッツリ出て、正直驚いただろうなと思う。まさかだったと思う。そういう周囲の気持ちも含めた上で、(なんで?)って思わずにいられなかった。


安井くんは、たしかに初日から「今後どんどん変えていく」こんな発言をしていた。それは5/6のものをもとに、より良いものに変えていく、という発言だと思ったし、なにより4人でという前提があると思っていた。それがゲストを使った演出変更。しかも、千秋楽までそのメンバーでの演出。"ゲスト"ってなんて意味でしたっけ?



私が求めていたものと違う、こんなものを求めていたわけじゃない。4人での成功はどこにいってしまったの。思うことはたくさんあった。すぐに納得なんて出来なかった。でも、当の本人"安井謙太郎"は、大好きなあらん諸星長妻が入ってくれてとても嬉しそうにしていた。そして、その日から、「4人でLove-tune」、そういった意味合いの言葉を発さなくなった。代わりに、「Love-tuneというグループについてきて欲しい(例えどんな形になったとしても)」そういったニュアンスの言葉が増えた。



安井くんはファンの不穏な空気を感じ取っていたんだろう。感じとっていたというよりは、自分も最初はそう思った、またはファンは絶対そう思うだろうと、最初から分かっていたんじゃないかな?ファンの気持ちに寄り添える人だから。そして、その複雑な気持ちを理解した上で、うまく言葉に出来るのは、あのメンバーで唯一安井くんだけだったと思う。他のメンバーがなんとも思ってないという訳ではなく、あの場でその責任を背負った上でファンの前に立てる人が安井くんだけという意味だ。


そして、千秋楽のアンコール。初日にすでにWECをして、ほぼ毎公演WECまでやってくれた彼ら。初日に安井くんも「千秋楽は5ECとかなりそう」と言った通り、千秋楽では3ECが終わっても誰も帰りはしなかった。みんなが立った状態で彼らが出てきてくれるのを待った。その瞬間、Love-tuneを好きでよかったな、と感じた。係員が帰るように促す中、みんなが声を張り上げていたあの姿、あの空間は、ずっと心に残るだろうなと。


正直思うことはいろいろあって、終わった今でも次のサマステがどうなるんだろう、という不安が消えない。でも、安井くんが作ってくれるあの空間が好きだし、みんなで楽しそうにしているあの時間が好きだし、一時でもメンバーの一員にしてくれるようなあの瞬間が好きな私はこれからも応援し続けるだろうし、公演に入り続けると思う。




わたしが伝えたいことや、残したい気持ちって、ほんとまとまりがなくて、言葉に表すのがとても苦手なんだけど、それでもこの期間で感じたことを後で思い出すために、書き残すことにしました。


たくさんの気持ちが交錯した今年のLove-tuneクリエ。納得いかないところも色々ある。でも私は安井謙太郎が大好きだから、彼がメンバーと輝ける空間があって、そこに一緒にいられるだけで幸せだと思える。それを再認識することが出来た。それだけでクリエに通った価値がある。そう思います。




夢にHeavenly Psycho 叫んだ声だけが空に響いた
だから何回もためしてみるんだ 希望の歌

目の前の闇を かき分けて届くまで…
震える思いに また登る太陽

胸にHeavenly Psycho 今は未来に向かう道の途中だ
泪にさえも戸惑うことなく 願いを歌う

夢にHeavenly Psycho 叫んだ声だけが空に響いた
だから何回もためしてみるんだ 希望の歌


希望の歌


Heavenly Psycho /関ジャニ∞