ずっと好きだと心の中叫んで
7/11 少年収の感想
レポではなく、自分の感想。
だらだら書いたりしたけど、長くなるからこっちに書くことにする。
席は2階前列。前回よりはやや遠いが、肉眼でも見える問題ない距離だった。
私の気持ちを一言でいうと、
「わたしはなんでここにいるのだろう。」
窮屈になっている世界で順応すべく努力した。だけど、それこそが自分のプライドになっている事に初めて気づいた。
彼とわたしの住んでいる世界は全く違うもので、そこが交わることは絶対ない。そんな中で少しでも近づく事ができる空間こそが、数少ないコンサート会場なんだと思う。
だから私は、その唯一の空間を、何度も、少しでも近くで見たいという気持ちでコンサートに入ってる。近くにいるだけで彼との心の距離が縮まる事なんかなくて、なにをしたらいいか考えた結果がいまの私だった。
最初は自分の好みでやっていたけど、いつの間にか彼の前に現れる時の定番になっていた。この私が普通だし、この私が自分であると思っていた。
そして、今回の少年収。
7/3ぶりの彼はやっぱり眩しく輝いていた。双眼鏡でじっくり覗けば、まるで目の前にいるようなそんな感覚になった。来月になれば何回でも何十回でも繰り返しテレビで見ることができる。それでも、テレビ越しで見る彼と直接見る彼、双眼鏡で見る彼は全くの別物でどれも素敵なんだ。
だけどわたしの心は落ち着かなかった。それはLove-tuneが7人で出てきたから、そう思っていた。いまだに気持ちが付いてきていないのだと。だけど、それだけではなかった。それよりももっと根本的な悲しい想いの原因がある気がした。先月の少年収で7人のLove-tuneを見た時とは何かが違ったからだ。
では、先月と何が違うのか。うちわを持っていかなかった事?安井くんがまったくこちらサイドに来なかったこと?いろいろ考えたけど、何が違うって自分が自分でない事だった。
他人からしたら大したことではないだろう。たかが〜、と思われるようなことだし、私も当事者じゃなければそう思っていたかもしれない。
それでもきっと彼との数少ない思い出はあれのお陰だし、ジンクスのような、御守りのような、そんなものだったんだな
いまのわたしは私ではない。こんな状態で彼の前に立ったところで、彼との距離を感じるだけだった。NHKホールという物理的な距離の問題ではない。もっと大事な心の距離の問題。
私と彼を繋げる大事な要素であり、わたしが唯一自信をもつことの出来る大事な要素であり、プライド。
こんな状態なら入らない方がいいかもしれない、そんな事さえ考えた。
わたしは〝私らしく〟彼の前に立ちたい。
彼の姿を目に焼き付けたい。
ただそれだけ。