〝三婆〟
2016/11/1にはじまった三婆が
11/27無事に千秋楽をむかえた。
まだまだだと思っていたのに、気付いたら始まっていて、あっという間に終わりをむかえた。発表から9ヵ月。その間にも安井くんはいろいろな仕事をこなし、力をつけてきたが、そんな安井くんでもまだまだ勉強になると思えるほど、三婆という舞台はとてもすごいものだった。
大竹しのぶさん、渡辺えりさん、キムラ緑子さんという大御所女優さんや、ほかにも脇を固める実力派の俳優さん方。
その中で、1番力がないのが安井くんだと、誰もがわかるほどだった。
Jrの中では実力派な安井くんだけど、ほかの世界にいったらこんなにも無力なのだと、本人だけじゃなくファンも思っただろう。
それでも安井くんは食らいついた。努力と持ち前の明るさで、大御所さんたちから色々なことを吸収し、日々進化する演技をみせてくれた。
舞台の後にも仕事がある日が多く、とても疲れてたと思う。だけど舞台上で見る辰夫は、いつも元気に野菜を持ってきて、いつもお花さんを愛していて、いつも正子に愛情たっぷりだった。疲れた顔なんて見せなかった。
プロだから。
その一言に尽きるんだけど、それでもわたしは嬉しかった。安井くんのこの役に対する心構えを目に見えて感じることが出来たから。
毎日楽しそうにみなさんと演技する安井くん。日に日にみなさんとの距離が縮まっていくのが演技から伝わってきた。
ラジオでもみなさんとの話をいくつかしてくれていた。きっと安井くんの努力は皆さんに伝わってるよ。そう思った。
〝辰夫〟は安井くんにいろいろな事を教えてくれたんじゃないかな。
何度も言っていますが、三婆を経験したことが、今後に繋がりますように。
本当にお疲れ様でした。