君らしく輝いて

君と望む未来、見たことない世界

EXシアターに思いを馳せて

供養part2

 

 

 

 

 

 

彼らと過ごした夏も終わり、約1ヶ月が経った。 あれからDREAMBOYS2015も始まり、Jrもみんな別々の仕事に戻った。だけど、わたしはどうしてもまだ夏を忘れることができない。
"ガムシャラ サマーステーション" 
EXシアターという地下の小さい箱で我武者羅覇の5チームで戦った、短いけど熱い夏。
大切な彼に、はじめてちゃんと名前のついたチームが生まれた。わたしがこの先忘れられないだろう《team 覇》。
井上瑞稀橋本涼阿部顕嵐、宮近海斗、安井謙太郎
普段絡むことがないこの5人が、どうやって一つのチームとしてまとまることが出来たのか。
番組では、コーチから叱咤を受け、男子会を開き、そこで安井くんから"敬語禁止令"が出されたから、だと言っていた。
確かにそれがキッカケなのかもしれない。だけど、根底は他にあって、このチームは【優勝】を目指すことを自分の力としているのではなく、【どうファンの子達を楽しませるか】という事を原動力として、活動することが出来る子達だったからではないだろうか。

番組のコメントで


こういったコメントを残している。
緊張する本番前にファンの事を思い、終わってホッと一息つく時にみんなに感謝する。
あらんも、みんなの歓声が温かかった、と話していた。
当たり前のことなのかもしれないが、こういった言葉がすぐに出てくる=常に考えていてくれてるんだなとおもった。
こんな素晴らしいチームの事を応援できることがしあわせだった。

 

7/30 17:00 前半戦最終公演。
前日に2連敗、1部も負けてしまっていて、連敗が続いていた。この日を終えると、次の対決の8/12までだいぶ日にちが空いてしまう。悪い印象のまま前半戦を終わらせたくないと、宮近はきっと本番のあの土壇場でみんなには相談せずにAIRでの2人飛びを決意したんだと思う。


もしかしたら顕嵐には言っていたのかもしれない。ただ、その時の安井くんの驚いた声がいまでも忘れられない。
ほんとに急に変更したんだ、それだけ本気なんだ。宮近の男気に、メンバー含む会場のみんなの心が動いた瞬間だったのではないだろうか。わたしもその1人だった。


その日、その宮近を見るまでは(勝って欲しいな〜、でもやすいくんを応援できたらいいや)くらいな軽い気持ちでいた。でも、まさかの連敗。これだけ彼らが本気をぶつけたのにも関わらず、負けてしまった。その時の彼らの顔が忘れられなかった。


この日から本気で応援しようと決めた。
db測定ではどんなに顔が歪んでもいい、1人だけど恥ずかしさなんかどうでもいい、ただ"彼らのあんな悲しそうな、悔しそうな、負の顔をもう見たくない"その一心だった。

もしかしたら、私のこの頑張りでなにか変わる結果があるかもしれない。ファンの思いをのせることができる、それがこのdb測定なのだから。

 

16日1部終了とともに、Twitterには予選通過予想が出ていた。15日の時点で、者は敗退。覇は2部の最終公演で勝利し、なおかつdbで他のチームに勝たなくてはならなかった。勝つために出さなきゃいけないdb数は、いままでみたことないような数字で、覇担はみんな諦めていたと思う。それでも、少しでも勝つ望みがあるなら頑張ってみようか、そんな気持ちだったのではないだろうか。

そんな気持ちのまま入った2部。彼らの姿は、いままで見ていた和気あいあいとした彼らそのものだった。


パフォーマンス中、ほぼ負けが確定しているにも関わらず
「勝って決勝行こう!!」
大技前で緊張しきっている瑞希に対して、宮近はこう言い切ったのだ。
ファンを楽しませると決めた彼らなりの強がりなのかもしれない。それでも、いつでもファンやチームのみんなの活力源となるのは、宮近だった。


安井くんも宮近も空気を読むのがとてもうまい。ただ違うとしたら、宮近は読むだけでなく、空気を変えることができる、ということだと思っている。

安井くんは空気を読むあまり、思い切った事が出来ない。その一言で思いもよらぬ方向に脱線してしまう可能性が少なからずあるからだ。

それでも宮近は1歩を踏み出す。それは、安井くんという最強な後ろ盾があるからかもしれない。最終的に責任を取るのは別の人物だからなのかもしれない。
だけど、今回のサマステで何度みんなが宮近に救われてきただろう。

上手くまわす事を意識するあまり、安井くんが感情を押し殺し、無難に物事を進める中、安井くんの熱い気持ちを代弁してくれていたのは宮近だったのではないか。

公演が全て終わり、メンバーに一言ずつ想いを伝えられるのであれば、宮近には「安井くんを支えてくれてありがとう」と、

そして、大好きな安井くんには
「ひと夏の思い出をありがとう」
と伝えたい。